平成27年6月30日に大祓式・夏越祭を斎行致しました。
大祓式とは 古来より清浄潔白を重んじた我国の国民性に基く独特の神事で、毎年6月30日・12月31日の二回行われる神事でございます。
半年の間に知らず知らず溜めこんだ罪穢れを払い除け、心身を清浄にし幸福な日々を得る事を目的としております。
夏越祭とは 六月(みなづき)の祓又はわぬけさまと称されております。
人形(ひとがた)を用いて罪穢れの解除と共に神前に造られた茅の大輪をぬけて無病息災や家内安全などを願う神事でございます。
大輪はご社殿に向って左・右・左と三度ぬけます。
○思う事 皆つきぬとて 麻の葉を 切りに切りても祓いつるかな
○みな月の 夏越の祓 する人は 千年の命 のぶと言うなり
○宮川の 清き流れに 禊せば 祈れる事の 叶わぬはなす
この歌を輪をぬけるごとに唱えます。